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[建主様のご質問]では、建て主様からいただいた素朴な疑問について、ひとつひとつ答えていきます。もし建物づくりに関する質問がありましたら、メールにて受け付けています。

 

Q.将来の転貸を見越した設計にしたい

賃貸といえばマンションだけ、戸建て住宅は転貸できないと日本では考えられがちですが、戸建て住宅を賃貸に出すことには特に法的な制限もないですし、実際にある程度流通しているようです。

 

賃貸といえばマンションというイメージが定着している理由の一つには、戸建ては多くの場合、都心で駅近ではないため、都心で駅近という条件が有利な市場環境では、マンションの方が有利ということになりがちという点が挙げられます。しかし、都心に働きに出る必要がないライフスタイルの方、広さが大切な方、のんびりした環境を求める方など住まい手も働き方も多様化しているので、新築の際に転貸を視野に入れることには価値はあるように思います

 

建てる前から転貸を前提にするのは個人住宅の場合は事業扱いになってローンが組めないのですが、実際には設計時から将来の転貸を考えている建て主もいらっしゃいます。

 

転貸に備えて設計で考えておくべきことはいくつかあります。きちんと断熱・気密性能、耐震性能を確保しておき、間取りの変更が将来的に可能となるような構造計画にしておくことが転貸の際に競争力を高める要因として働く可能性があります。また、住宅性能評価書の取得や長期優良住宅の認定を受けることもプラスに働くこともあるかもしれませんが、長期優良住宅については性能確保のために適切でない仕様規定があることもあり、注意が必要です。

 


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