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[建主様のご質問]では、建て主様からいただいた素朴な疑問について、ひとつひとつ答えていきます。もし建物づくりに関する質問がありましたら、メールにて受け付けています。

 

Q.白い外壁は汚れやすい?

一般に白は汚れやすいというイメージの通り、確かに、外装は白いと汚れが目立ちやすいです。ただし、ガルバリウム鋼板など白い鋼板を用いて光触媒処理を行えば、かなりきれいなままほぼメンテナンスフリーで白を維持することができます。(上の写真が参考例)あるいは、白く塗装した外壁の表面を半透明のポリカーボネートやガラスで覆うと、白い塗装の壁は汚れにくく、かつ半透明のポリカ越しに白がみえてきれいに見えるという工夫の仕方もあります。

 

リシン吹付など左官系外壁にする場合は、まず雨だれがかからないように庇を出したり直接雨がかりにならないように工夫する、笠木をしっかり設置する、というのが汚れを防ぐためのセオリーです。

 

発想を転換して、経年変化で風合いが加わって豊かに見えるようにしていく、という方向性で考えることもできます。(専門用語でウェザリングといいます。)例えば、コンクリート打ち放しの外壁に、完全に塗りつぶしてしまわない程度の薄い白を塗装すると、コンクリートの肌理や色味がみえつつ、竣工直後は白い外観の印象を出し、時が経つに従ってコンクリート本来の持ち味である経年変化による豊かな表情を楽しむこともできます。(つまり少しづつ白くなくなっていくわけです。)

 

室内側は、たばこを吸ったりしない限り白い壁の白さはかなり長持ちすると考えてよいと思いますが、水回りやキッチン周りでは、耐水合板を下地に使ったりメラミン化粧版を使ったりして水や油はねなどのことを考慮することになります。また同じ白でも、塗装による白と漆喰による白ではだいぶ質感が異なります。漆喰の白は塗装と比べると手仕事による質感が格段に豊かになります。

 


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