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建築家 藤村龍至の作品・著作メモ

 

180129 OMテラス 
さまざまなコンテクストを引き受けて、全体を過度に統率しようとはせずに、さまざまに回答することを積み上げていったことが読み取れる建築。故に「なぜここがこうなっているのだろう?」という問いは意味をなさないか、建物を見ていてもわからない。でも、トイレのカタチの不思議さも、前面道路と反対側の視線避け?の鉄骨フレームも、不思議にお辞儀してるベンチも、引いて大宮駅前の雑多なコンテクストの中で見た時には驚く程馴染んでおり、その存在感には全く違和感がない。スッと素通りしたあと、帰りの電車の中で、「あれ?」と思うような、後からじわじわと意義深さに気づく。そんな作品。