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今日は、インターンに来てくれている学生に模型製作の指示をしていて

「粗密のつくり方」について思うところがあった。
日々のスタディで、模型に点景(人、木、家具など)を入れるときに、その入れ方ってセンスが必要。
「いい感じに粗密をつけて」という言い方を事務所ではよくするのだけれど、
均質でもなく、規則的すぎず、かといって完全にランダムなのでもなく、あるていど規則的にリズミカルに、しかし固い配置にならず。
(ちなみにカタい、やわらかい、ということばもデザインの仕事ではよくつかう。カタい=悪い・良くない、やわらかい=良い という意味だと思っておけばとりあえず大きくは外れていない。これってウチの事務所だけ?)
でも、どういう状態がいい状態なのか、っていうのは慣れていない人からするとそのデザイナーの感覚次第=共有できないもの っていうふうに解釈されがち。
現に、「あーこれだと散漫な配置だね~」とかインターン達に言うと、だいたい「?」みたいなリアクションで、
「いい感じに粗密をつけて」という指示だとあまりうまく行かないことが多い。
(ちなみに、散漫=悪い という意味だと思っておくとこれまた大きくは外れていない。)
ところが、スタッフだったらそれだけの指示でいい感じにします。だから、共有できるなにかがあるはずなんです、そこには。
点景の配置だけではなく、たとえば模型に貼る石の床仕上げのパターンとかも、大きさ、数、色などの複数のパラメータを頭に入れつつ直感でえいやっとやるけど、
なんとなくいいかんじ、とか、なんかヘン、とか、見たらみんな直感的にいいとかわるいとか判断してるし、そこにはあるていど普遍的なものがあるはず。
などということに時間を割ける程度の余裕は今日はありました。
こういう一見「余分」と思えるような部分でのマニアックなことを考えれる時間て貴重。大切にしたい。
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