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年末の激務の合間を縫って、インターステラー、ようやく観ることができた。監督は「フォロウィング」から追い続けているクリストファー・ノーラン監督。3時間の長い作品。
http://wwws.warnerbros.co.jp/interstellar/

スクリーンショット 2014-03-02 22.10.03
*写真はネットから拾ってきた関係のない画像です。
*以下、ネタバレなのでこれから観ようという方はご注意ください。

「2001年宇宙の旅」や「星を継ぐ者」から続く宇宙モノのモチーフを踏襲した上で、現代版にバージョンアップされている。
ワームホールの通過、違う星に移住、遠い未来の進化した人類の導き、そして環境破壊で居住に適さなくなった地球などなど、古くからあるけどまだまだ色褪せないモチーフの数々。

ワームホール、ブラックホール、5次元空間など本当は三次元空間では表現できないものに三次元的なかたちをあたえて美しく表現するというのは、本当に素晴らしいクリエイションなんだと思う。映画監督というプロフェッションの主要な一部というか。(映画はあくまでフィクションだけれども)本当にこういうものとしてワームホールやブラックホールが存在しているのでは、と思わされてしまう。

「フォロウィング」「メメント」のような時間軸操作、「インセプション」のような夢の階層構造と夢空間の関係性などなど、ノーラン作品にたびたび登場する空間・時間の特殊設定は、今回は5次元空間のところで出てくる。

最後の5次元空間を構成するストライプ状の無数の帯の集積。これが無数の時間と場所を物理的に分類して全体の構造を秩序づけていると同時に、このストライプをピンピン指先でさわってモールス信号を伝達し、それが時計の針の動きと連動することで時間空間を超えて情報が伝わるというディテール部分をつくっている。このストーリー上の決定的な設定の仕方に、ああなるほど、と思わされた。

映画というのは、どうせフィクションなんだから科学的に間違ってることのネガティブチェックをすることに熱を入れてもあまりいいことないだろう。(大枠でだいたい科学的にあっているというリアリティがあれば十分)
むしろ、さまざまな現実の制約条件から離れて自由に想像力を羽ばたかせることができるところに映画の良さがあると思うので、思う存分想像力羽ばたかさせてもらった僕としては、次のノーラン作品にも期待。
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