姿勢 / Stance

Pocket

「よりよい世界をつくること」

 

建築家=アーキテクトの仕事とは、いきいきと使われる空間を美しくつくりあげること、そして鮮やかでさわやかなイメージを示してみせることです。それは当然、社会からの要求にストレートに応えるものでもあり、結果として何十年ものあいだ人々に愛される空間になります。

 

その実現のためにアーキテクトは、時として無謀とも思える状況に割って入ってハードな交渉を行う、人間力の高い優れた交渉者になります。

またある時は、断片的な「ここはこうしたい」「でもあっちはああしたい」といった自由気ままな要求を統合する統合者でもあります。

もちろん、コストと時間の管理も当然職能の範囲内にあります。つまり、優れたマネージャーでもあるわけです。

 

アーキテクトとは、作品を製作するアーティストでは必ずしもありません。
アーキテクトとは、マテリアルを操り、社会に向き合い、最新の技術を駆使し、美しくいきいきと使われる空間をつくりあげる職業です。

 

たとえ名は刻まれなくとも、自分の手の届く範囲くらいは少しずつ、しかし確かによりよいものに変えていくことができたら、どんなに素晴らしいだろう。

そのためには、建築でも改修でもインテリアでもアートでもインスタレーションでも物書きでもアウトプットはなんでもいいから、とにかく楽しくできることはなんでもやろう。そんなことを考えながら、このアーキテクトという職業を選んでいます。

 

 

佐藤桂火  Keika Sato  2014/02/01

 

_

2 Comments

  1. はじめまして。このマニフェストに感動しました。今からやろうとしている私の仕事の意義もこれだと感じたので‥
    この文章を胸に、仕事をします。奥様のページから、とんできました。

    この出逢いに感謝します。

    • 三森さま

      コメントありがとうございました。
      まだまだ駆け出しの最初の方ですが、
      この初志を胸に進んでいきたいと思っています。
      今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます

      佐藤桂火

コメントを残す