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ヒアリングと丁寧なプロセスを大切にします

 

私たちは空間デザインの専門家です。新築・改修・展示空間・インテリアデザインなど、建物・空間づくりに関わる建て主様のお悩みのご相談を受けて、それをデザインで解決するのが私たちの仕事です。

 

デザインを通してつくるべきものは、建て主様がよりよい未来を生きることができるための、時間に耐える空間的な工夫や設えです。そのためにはコミュニケーションを重視した設計が必要です。

 

丁寧にコミュニケーションを積み上げることでプロジェクトの課題を明確にし、デザインによって解決します。結果、建て主様はより快適で健康な生活を営めたり、自信を持って来客をもてなすことができたり、リラックスできることでビジネスに集中できるようになったり、テナントや入居者に長く使い続けてもらえるようになったり、投資に値する豊かな未来を手に入れることができます。1)「まずは提案」を複数の建築家から集める建築家紹介サイトも数多くありますが、十分なコミュニケーションがなされていない状態でなされる提案は、良し悪しを判断できる状態では出てこないことが多く、時間や費用を無駄にしてしまう結果になってしまいます。

 

何より、このプロセスで建て主様は設計の楽しさを経験し、完成する前に考えていた時間が長いほど、完成した建物に愛着を持って大切にする気持ちが育まれます。

 

判断はお任せします。デザインはお任せください。

 

設計にあたって、抱かれているイメージ、想い、目標はあますことなくお伝えください。作風にこだわらない柔軟な姿勢で、提案するためのヒアリングを重ねます。また、提案に対する問題点や懸念事項はすべてご指摘ください。伝わっていなかった建て主様の真意が伝わることで、次のよりよい提案に繋がります。

 

一方で、具体的な細部のつくりかたについてはお任せください。モノのかたち、素材の色、建物のプロポーション、窓の配置など、積んできたデザイン的な研鑽は、あなたのプロジェクトに注ぎ込まれます。

 

お急ぎの方は設計を依頼しないでください


建て主様と設計者(私たち)の関係が、受注発注の関係を超えて、ひとつのプロジェクトを達成するためのチームの仲間であるという意識を持てる関係になることが、建て主様が豊かな未来を獲得するための必要条件だと私たちは考えています。ですから、初回提案までに数回のヒアリングを行うケースもありますし、設計を進める中で複数の案を検討するケースもあります。ですので、
設計開始から竣工まで最短でも10~12カ月程度はかかるものとお考え下さい。申し訳ございませんが、お急ぎの方にはご遠慮いただいています。

 

 

対話型の設計を始めるきっかけとなる、2つの経験をしました

 

Ⅰ.東日本大震災の復興プロジェクトに関わったことで、建築家としてピンチを迎えたことがあり、様々な方に助けられながら、次のようなことを学びました。

 

・本当に必要なことに、建て主様自身が気付いていないケースが多々あること。そのため、最初に提示された設計条件を鵜呑みにした急いだプロセスだと、誰も悪くないのに誰も幸せにならない結末があり得るということ。それを避けるために、対話やリサーチ、他の専門家との連携が必要であること。
・クライアントだけでなく、クライアントをとりまく人々、関係者、隣人、街、自然との関係を丁寧に整えて行くことで、結果的にクライアントがいちばん豊かさを享受できること。その価値は最終的にクライアントが一番強く実感できること。

 

Ⅱ.東日本大震災のあった年に、息子が生まれ、私の価値観を変えました。

 

それまであまり深く考えずに生活できていたものが、環境が変わりました。子どもが夜泣きすることは雨が降ることと一緒で、起こってしまったことに文句を言っても何も始まらない。それに向き合って、付き合って、対応しなくてはものごとは前に進んでいかない。これは津波や地震などの自然災害とも通じるものがあります。使う人、隣人、隣の建物、既にそこに生えている樹、その場所から見える景色、目の前の道路の交通量など、敷地条件に関することから、建て主様の事業の状況、ローンの組み方などお金に関することまで、計画をとりまく条件を無視することなく、しかし鮮やかな切り口で重みづけして整理することで、人間の生活を守る役目に長く堪える建築・空間を創り出すことができると信じています。

 

 

 

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References   [ + ]

1. 「まずは提案」を複数の建築家から集める建築家紹介サイトも数多くありますが、十分なコミュニケーションがなされていない状態でなされる提案は、良し悪しを判断できる状態では出てこないことが多く、時間や費用を無駄にしてしまう結果になってしまいます。